金沢の商業が片町~武蔵を中心に発展する中、金沢駅前はまだまだ発展途上でした。金沢駅東口の将来性を見つめ、市内でも草分けとなるモダンなテナントビルを開業しました。
高度成長期を迎え、個人旅行が活発になるなか当時流行のビジネスホテルを金沢駅東口にオープンさせました。今ではホテルが林立する東口エリアですが、当時は貴重な宿泊施設でした。(1984年8月の金沢駅。画像提供:さいきの駅舎訪問)
ニューセントラルインの成功を受けて、さらに1.5倍の規模の金沢セントラルホテル本館をオープンさせます。金沢駅東口の顔として、多くの観光客や出張客に愛されました。
時はバブルが崩壊し、日本が不況に向かうなかでしたが、金沢駅東口の発展を願って、大型ホテル金沢セントラルホテル東館をオープンさせます。大浴場も完備した最新型のホテルです。
和モダンのスタイルを持った大型居酒屋『醍庵』を開業。モダンな店内に、こだわりの素材とお手頃価格が受けてオープン直後から人気店に。和ダイニングブームを起こす火付け役となりました。
土地区画整理に伴い、ニューセントラルインを閉館。
名古屋名物の赤から鍋を主体とした居酒屋を、セントラルホテル本館2階にオープン。名物料理の数々とカジュアルな価格帯が人気を呼び、いまもエリアの繁盛店の一つです。